必ず模範に人がどこかにいる。
まだまだ若手だった頃、模範になる人はマインドが他の違っていた。
利用者本位とは援助者の価値観・価値基準の基で援助するのではなく、利用者の立場・視点に立って援助観を決定していくこと。とあるが・・。
とはいえ認知症の進行などで問題がある人は問題を起こします。
模範になる人はあまり問題として見ていないように見えた。
私は一時期その人のマインドを模写し続けている時期があった。
その人のマインドの法則が見えてきた頃、難しかった利用者も声かけ一つで簡単にスムーズに応じてくれるようになった。
他の職員から「また頼むよ」「すごいね、どうやった?」と感心された。
私は相手が喜ぶ(好まれる)関わりをしただけだった。
その時は「簡単なのに何で皆やらないんだろう」と思っていましたけど
今思うと普段どんな事で笑うのか・怒るのか・・・観察して関わってみてアセスメントを繰り返し。一概に簡単とはいえない事をしていた。何せすごいと思った人のマインドを真似しているのだから。
自己自賛はさておき、今も相手が仮に目下でも年下でも立場に関係なく模範になる人は必ずその場所にいるものです。
立場は関係なく教師にも生徒にもなれるような柔軟な気持ちを持ち続けていきたい。