介護のいま

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矛盾(ダブルバインド)

介護の仕事をはじめた人は「人によって言っていることが違う」と思う事が時々発生します。

私も後輩に相談された事があります。

異動や転職でも経験者だからといってうまくいかない事があります。

介護に関する考え方や価値観は人によって事業所によってその場所のニーズによって変ってくるからです。

 

ダブルバインド(二重拘束)

ダブルバインドは介護や親子関係・会社の上下関係・恋愛

あらゆる人間関係で悪影響があります。

ダブルバインドという概念はメッセージとメタメッセージの間に矛盾に置かれる事です。(ベイリトン1904~1980 1950年に提唱)

特にダブルバインドを用いたコミニュケーションを多様された子供は精神的混乱をきたし、精神疾患を発症しやすくなります。

 

例(上司から部下)矛盾する命令 どうしていいかわからなくなる

具体例 「何でもわからないことは聞いてください」と言いながら「それ位自分で判断してください」と言われる

具体例 A先輩とB先輩が違うことを言っている

 

例(親から子) 

具体例(親から子供)「あなたが好きなように生きなさい」と言いながら「でも大学に行かないとだめなのよ」

具体例 父親と母親が言っていることが違う

 

非言語的ダブルバインド

例 優しくされたり嫌な顔をされたり日によって違う

 

生きているとダブルバインドが発生する事、どうしても起こりますよね。

ダブルバインド(二重拘束)を知っていると自分がダブルバインドを受けている、

もしくはダブルバインド加害者になっているという事の理解につながります。

 

まとめです

ダブルバインドはよくありませんがうまく交わすには

周囲がダブルバインドの理解をする

当事者がダブルバインドに気がつく

メッセージの矛盾に気がつく

自分の発言に責任を持つ

自分に選択肢が増えたとポジティブに考える

 

 

ここまでお読みいただいてありがとうございます。

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