夜勤は夜勤の手当てがもらえます。(無い所もあるそうです)
夜勤できるかできないかで大分給与が変ってくるのが介護業界。
夜勤を誰かがしないといけないので手当ては当然ですよね。
夜勤のメリット
・手当がつく
・人によっては日中より楽という意見も
・ナースがいる施設は積極的に学ぼうとすれば教えられる事も多い(日中もですが夜間は自分とナースしかいない場面が多い為)
・落ち着いている時は事務作業など普段残業しないとできない事をする時間がとれる
夜勤のデメリット
・昼夜逆転するので長くやっていると慣れるが自律神経不調や体調不良のリスクあり
・職員の人数が少ない(基本1人)ので責任が重い
・夜間に豹変する方も対応しないといけない
・1人なので対応中に起きだしがあっても対応できない(転倒リスク)
・トラブルも一人で解決しないといけない
利用者様にもよく
「あんた大変だ。1人で夜中に」
と言われいた事もあります。
夜間になくなったり急な体調変化に気づいたりすると1人とナースだけなので
嫌でもその施設の中で色々な事ができます。
私が勤務した施設(2カ所)は勤務形態は3パターンでした。
A施設17:00~10:00
B施設16:30~9:00
B施設時短勤務21:00~7:00
2日分働きますので時計一周になるんですよね。
向き不向きはあると思います。
*施設によって違いますので自分が経験した施設のスケジュールです。
夕食から就寝介助までものすごい忙しさです。これはある程度利用者の人数がいる場所は同じかと。
(遅番職員が2100まで20:30まで就寝介助をしてくれる所がほとんどだと思います)
生きているかの見回りを都度(呼吸だけで生きているか判断がつかない人も)
体位交換など
(私は基本定時に全員見てましたがそこは対象になる人だったり職員や施設それぞれ)
AM~排泄(おむつ交換)
その合間に1人で歩いては危ない人が歩いていたり、トラブルがあったり。
換気 掃除 離床介助 整容 朝食 申し送り。
大体どこの施設もこんな感じだと思います。
少人数なのでトラブルと事故はとても多いです。
二人体制の夜勤も長くやっていました。
定時の見回りや排泄以外は基本コール対応なので職員同士話している時間帯もあります。
「眠くならないように」怖い話を突然要求され、「赤い目」を話したら本当に怖がってしまった日もありました。なぜ怖い話を要求したのか。
誰もいないはずの風呂場のナースコールがなった時も。
職員通し話す内容は秘密話(噂話・ここだけの話・悪口)が圧倒的に多かったですね。
どんな勤務でも(多分大抵の施設は)いきなり1人で任される事は無く余剰で入り先人が一緒につきます。
3回位先輩が教える為に入る所もありましたが、いきなり1人の所(ブラックだなぁ、利用者の人数は少なかったですけど)もありました。
あるとき夜勤3人体制。1人は夜勤はじめてで余剰扱い。メインで教える係ではないなんて時はラッキーでしたね。
その新人夜勤者の方は夜勤自体は大体合格だったんですが、夜勤業務がなかなか覚えられないようでした。施設では利用者の排便コントロールのため排便が何日でていないか表に書くんですが簡単な算数が苦手だったみたいです。先輩が後輩に一生懸命教えていて私は教える立場ではなかったのですが、その場に居合わせて「こんな夜中に算数か」となんともいえない気分になりました。
おやつをもらったり普段怖い先輩から優しい言葉をかけて頂いたり、たまーにうれしい事もあったりします。
しんどい事も多いので出勤前に好きな音楽を聴いてテンションをあげたり、純粋にお金の事を考えたり、回数を兼ねる事で自信も持てますし工夫をして乗り切っていましたね。
工夫をしないとしんどい時があるのが、基本大変だと思いますが。
今回のまとめです
夜勤はしんどいけど得る手当と経験はある。
人によっては夜勤の方が好きな場合も
急な休みは職員の調製が難しく体力にある程度自身が必要。代われる職員はあまりいません。
乗り切る為の自信と円満な人間関係が不可欠。
そして何かあっても落ち着く事。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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