介護のいま

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しりとりが出来るのか

マンツー対応。あんまりやってこなかった。

デイサービスで勤務していた時に徘徊して外に出てしまうリスクがある方をマンツー対応した時です。

帰宅時間まで後1時間。とにかくなるべく座って過ごして欲しい。

そんな方を目の前に2名座って頂きました。2名とも認知症で落ち着かない方です。(2名なのでマンツーでは無いですね)

苦肉の策で私の口からでた提案が「しりとりをしましょう」でした。

1人の方とは成立したのですが、もう1人の方は成立しない。

成立しないので私の口からでたのが「その服どこで買ったのですか?」でした。

あんまりやってこなかったのですが、私の普段見せない真剣に超真面目にふざけるという事の必死さに他の利用者さんは笑ってくれてました。

その状態をたまたま見ていた相談員が「すごい介護をするな」と予想外の事を言ってくれました。

その日の収穫はその方はしりとりが出来ない事がわかった事だけです。

 

認知症ケア専門士という資格もあるようですのでそのうち取得してみようと思います。

取得過程もリアルに発信出来たらなと思います。

実は私は認知症ケアの正解なのかわかりません。わからないなりに相手がどんな事が喜ぶのかを考える事は観察して実行は随分してきましたが。

 

 

お読み頂きありがとうございます。